雑文

あけましておめでとうございます。 2010年はいろいろなものが変化した年でした。 ほんの5年前、学生の就職人気No1だった会社が破綻しました。多くの人に影響が出て、ものすごく身近な人が職を失いました。 ほんの5年前、日本の半分の経済規模しかなかった…

「the economist」の日本特集をだいたい読みました。少子高齢化に焦点を当てつつ日本をディスった特集なのですが・・・。もうダメでしょ、この国。ありとあらゆる「日本的なるもの」がこの状況を生み出していて、しかもこの悲惨な状況がさらに悲惨な状況を生…

さて。日本を離れて他の国で働くとしたら、いったいどこがいいのか。調査もしつつちょっと考えてみました。ITの職があること、それなりの給料がもらえること、の2点を必要条件に検証しています。 ビザの取りやすさ、仕事を得る難易度は、アジア>オーストラ…

大阪では、20代の母親が育児放棄をした結果、二人の命がなくなった。現代の日本で、20代で結婚し、出産し、離婚した人が、疎遠な親や非正規の元夫を頼ることなく、二人の子どもを育てていくことは可能なのだろうか。・・・普通に考えて無理でしょ。新婚…

こどもの日なので少子化について考えてみます。 ちょっと調べて集まったデータは 日本だけじゃなく世界中の先進国が少子化になっている 移民をたくさん受け入れたアメリカは(移民のおかげで)出生率が高い フランスの出生率は高いけど政府が子供に使う税金…

夏休み

自転車をこぐ。 燃えるような初夏の太陽に容赦なく照らされ、汗だくになりながら急な坂道を登る。今日を最後に、しばらく着ることのない中学校の制服が暑苦しい。セミの大合唱はやむことを知らず、山を吹き抜ける風には木々のにおいがした。バカみたいに大き…

あの場所はぼくにとってのホーリーランドだった―― 高校生活も2年目に入った春のことだ。その頃のぼくには予備校の講義のあと夜の街をふらつく癖がついていた。学校でも、家でも、もちろん予備校でも漠然とした居心地の悪さを感じていたぼくは、対象のない苛…