あけましておめでとうございます。


2010年はいろいろなものが変化した年でした。
ほんの5年前、学生の就職人気No1だった会社が破綻しました。多くの人に影響が出て、ものすごく身近な人が職を失いました。
ほんの5年前、日本の半分の経済規模しかなかった国が、世界第二位の経済大国になりました。一人当たりの値(購買力平価)は台湾に抜かれました。
2009年の変化の象徴である民主党は、日本でもアメリカでも有権者にノーを突きつけられました。
5年前からは考えられない世界を、ぼくたちは生きています。5年後もやはり今から想像も出来ないほど世界は変わっているのでしょう。
2011年にはぼくの生活にも大きく変化する予定です。大きなものを失い、また多くのものを得るでしょう。正直、楽しみでしょうがないです。
昔の人もいいことを言っています。Panta rhay*1・・・はちょっと違うかな。Tempora mutantur*2、だな。Et nos mutamur in illis*3


“苔をつけない転がる石”が悪い意味で使われる日本には変化を嫌う人が多いようけど、時計の針は逆には回りません。落ちた砂は上には上がりません。ならばせめて、変化していく日本に、世界に、そして自分にワクワクし、楽しみましょう。


皆様の2011年が変化に満ちた楽しい年になりますように。
今年もよろしくお願いします。

*1:万物は流転する

*2:時はうつろう

*3:ぼくらもまた、その中でうつろいゆく