今日は英語の話でもしますか。
http://borderlessryohei.com/2013/07/03/post-557/
まずはこれ。うーん、大筋では同意だけど、細かい部分に粗が多すぎるかな。一番気になったのはここ。

僕も今フィリピン人のプログラマーと一緒に仕事をしていますが、日本だったら月50〜60は全然稼げるだろうなー というくらいの人材が半分以下3分の1とか4分の1で働いているのが東南アジアなんです。

日本でプログラマしてても、そんなに稼げないです。盛りすぎ。というのは置いといて*1、もしこれが本当のことだとしたら、そのフィリピン人は1年以内にシリコンバレーかオーストラリアかカナダかシンガポールで職を見つけて、その辺の日本人よりよっぽど稼ぐようになります。日系以外の会社は自国民を雇いたいわけじゃなくて優秀な人を国籍問わずで雇いたいだけなので。日本に生まれたからって日本で働かなきゃいけないわけじゃないように、フィリピンに生まれたからって以下略です。そうやって、優秀なフィリピン人から、どんどん海外に職と高い給料を求めて出て行きます。ここシンガポールにもたくさんいます。その結果、フィリピンに残るのは・・・。
こういう現実を目の前にして、個人レベルでは自分の働ける場所と可能性を広げるために、国家レベルではそういう超優秀な人を引きつけて活躍してもらうために、日本人は英語を勉強するべきなのであって、フィリピンに残ってる人とコストパワーで勝負するためじゃないでしょう。そんな勝負してもしょうがないです。
あと非英語圏先進国の現状を見るに、偉くなっていい給料もらうには英語は必須、英語できないとか論外、みたいにはなるでしょうが地域に根ざして普通の生活をするだけなら必要ないと思いますよ。

*1:もしかしたらWeb系の会社だと稼げるのかも?