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リスクがあるから動きたくないっていう人がときどきいるんですが、そういう人は動かずにそこに留まる続けるリスクについてはどう考えてるんでしょうか。わたし、気になります。
日本人の場合は、周りの人と同じことをしてるとリスクが見えなくなる、というのがあるような気がします。ぼくには全く理解できない考えですが、日本の人を観察してるとそうとしか思えないことが多々あります。自分だけ違うことをするより、みんなと同じことをしてるのが安全で安心だと。みんなが死ぬときには一緒に死ぬのでしょうか？なんか意味不明です。個人的には、他のみんなと同じという状況には、嫌悪感と恐怖に似た感情しか抱きません。だって、他の人と差別化できる要素がないんだよ？みんなが全体的にいい方向に行く高度成長期ならまだしも、今の時代にはリスキーすぎるでしょ。
ちなみにぼくは、googleが日本のWebを牛耳り、iPhoneが日本の携帯電話市場を蹂躙するのを見て、日本で働き続けるリスクを強く意識しました。もちろん海外で働くのにもリスクがあるけど、日本で働き続けるのと比べてどうなのよ、と。そして、動いた結果が別に悪くなってもいいじゃん、そこからまた良くなるように方向転換すればいいでしょ（その過程もそれはそれで楽しいよ、きっと）、程度の軽い気持ちでここまで着ちゃいました。大丈夫、ちょっとくらい悪い目が出ても死にはしないって。
幸いなことに、ここまでの旅路は概ねうまくいっています。願わくばこれからも、まだ見ぬ明日へ、今の時点では考えられないような未来へ、ダイスのように転がり続けて行きたいものです。大丈夫、ルーレットと比べてダイスの引きは悪くないので、うまくいきます。きっと。