よくわかるSinglish

今日は一般にSinglishと言われるシンガポール英語について、その特徴と使い方を語ろうと思います。これが使われるのは、親しい人との会話の場面だけで、文章やかしこまった場面では決して使われない、砕けた表現だということを念頭に置いて読んでください。

  • 語尾にlar,a(ah),maを付ける

漢字で書くと了阿嗎です。了は完了と感嘆、阿は感嘆と疑問、嗎は疑問を表します。
例)OK lar. Up to you lar. This one ah?

  • 時制を区別しない

未来も過去もありません。現在だけを生きます。
例)I go to office yesterday.

  • とにかく省略する

主語や動詞など、絶対に省略されないものでも気にせず省略します。意味が通じればOk、なのかな。
例)15 minuets can wait ma? Yesterday cannot, tomorrow can.

  • 同じ単語を繰り返す

日本語の「はいはい」とか「そうそう」みたいなイメージ。
例)Same same. Can can. Yes yes.

  • No need!

なぜかよくつかわれます。「要らないよ」「間に合ってます」くらいの意味。
例)No Need!(うざい客引きに対して)No need.(No thank you.の意味)

特徴的なのはこれくらいかな。意味が通じればそれで問題ないし、日本語と近い使い方もあったりで、かなりなじんでしまっています。特にCan CanとNo Needはかなりの頻度で使ってます。あんまりなじみすぎると、他の国に行ったときに困りそうだけど、どうせ日本語訛りは抜けないんだろうし気にしなくていいか。
細かいことを気にしなくていいし、とりあえず意味は通じるし、楽できてありがたいです。でも試験では使っちゃダメだよw