谷川流「涼宮ハルヒの動揺」

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの動揺 (角川スニーカー文庫)

短編集です。
つまらなくはないし普通に面白いんだけど、俺が谷川流に求めてるものと若干ずれるかな。というのは、この作品の楽しさは文章とそれによるキャラの魅力に依存しててストーリー展開に拠るものじゃないんですよ。大きな風呂敷を広げてドタバタしてるうちにきっちりと畳めるところが谷川流のよさだと思ってるので、短編集より長編を望みたいですね。そういう意味では「学校を出よう」シリーズのほうが好きかな。
キョンの選択に重要な意味がある、みたいな複線がそこかしこにあるので近いうち長編がでるのでしょう。じゃあ、おとなしくそれを待つことにしますか。
(´-`).。oO(その前に積んでる本を読もう。「学校を出よう」も56を積んでるし・・・)