大月悠祐子「彼女たちの最終定理」
- 作者: 大月悠祐子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: Kindle版
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やりたい盛りの男子高校生の灰沢ミツ、美人教師の白峰先生、クラスのアイドル黒羽あげはの三人がくんずほぐれつするだけの話です。その様がやたらと妖艶に、淫靡に、背徳的に、耽美的に、退廃的に、やや後ろ暗く描写されています。ストーリーがわかりづらくてつかみどころがないこともあいまって、なんだか終わらない終わらない淫夢みたいです。これはすごい。
でもあまりに一点突破しすぎなような。「妄想少年観測少女」のほうがとっつきやすいんで、興味を持った人はそっちからいったほうがいいと思います。