松井優征「暗殺教室」1巻

暗殺教室 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

記念すべきkindleで読む最初の漫画となりました。
落ちこぼれの生徒にスーパー生物の暗殺を通して地球の未来が託される話です。どうやっても殺せそうにない殺せんせーをどうやって殺すのか、が最大の焦点になります。その過程での、落ちこぼれの生徒たちの成長を書くのがもうひとつの焦点になるのでしょう。
異形の存在を通して人間の可能性を書くという試みは、前作の「脳噛ネウロ」と共通だったりします。個人的には、犯罪者の暗い内面をあけっぴろげに書くネウロの方が好みだけど、こっちも十分面白いです。殺せんせーの目的や意図がわかる終盤はものすごく盛り上がりそうですね。

――僕らの先生は、超スピードと万能の触手を備えていて、正直殺せる気がしない
――でも不思議と僕らを殺る気にさせる
殺せんせーの暗殺教室はちょっと楽しい

kindleで買えるし、久々にネウロを読んでみようかな。

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 1 (ジャンプコミックス)