倉橋ユウス「ほしのうえでめぐる」1巻

ほしのうえでめぐる 1 (BLADE COMICS)

ほしのうえでめぐる 1 (BLADE COMICS)

建設が頓挫している軌道エレベーター・明星にかかわる人々の群像劇。プロジェクトX的に中からか明星にかわる人だけじゃなくて、広報担当だったり後方支援だったり、あるいは明星がある街の住人だったりとまさしく群像劇となっているわけですが、誰もかれもが真摯に明星に向き合っているのが印象的です。前作よりラブコメ分が減ったけど、話はよりガチになっています。倉橋ユウス、ここまでガチなSFの人だったのか。
次の巻で終わりとのことなので、非常に楽しみに待つことにします。