血だまりスケッチこと「まどか★マギカ」が面白いです。
内面描写が控えめだからわかりにくいけど、少女たちの主体性と選択に焦点を当てるへヴィな展開と、ちょっと悪趣味な少女性の扱われ方からするに、この作品、魔法少女というより(最近の)戦闘少女の文脈で見たほうがいいんじゃないかな。
少女性の扱われ方では「初戦闘終了後の青(さやか)が、彼氏の借金を肩代わりしての風俗での初仕事後にしか見えない」という2chの言説がかなり本質をとらえている気がしています。きらびやかに着飾って、人間の欲望(魔女)と対峙する魔法少女は、たとえ死んでも変わりが出てくる消費財として描かれます。うひゃー、悪趣味。それを見る視聴者こそ、少女を消費する主体であり欲望を投影する魔女である、というところまで踏み込むと非常にネガティブで俺の好みですが、さすがにそれは無理かwでもこういう書き方するアニメは*1めったにお目にかかれなんじゃないですかね。今週は、指名No1をかけた少女娼婦魔法少女同士の戦いです。ワクテカ
あまりに面白いから、英アマゾンでの発売を待たずにDVD買っちゃおうかな・・・。

*1:漫画や小説ならあるけど