橋本紡「空色ヒッチハイカー」

空色ヒッチハイカー (新潮文庫)

空色ヒッチハイカー (新潮文庫)

橋本紡は俺には合わない気がするなぁ。
主人公がヒッチハイカーを拾いながら、ぼろい車で九州をめざす、というそれだけのお話です。別にその過程で主人公が何かを学ぶわけでもなく、適当に拾った女の子と仲良くなったりしますが、ご都合主義以上の何者でもなく( ´_ゝ`)フーン以上の感想はもてませんでした。ご都合主義でもベタでも別にいいけど、それ以外の要素をここまでそぎ落として単品で提供されると辛いものがあります。