歌野晶午「そして名探偵は生まれた」
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2009/02/06
- メディア: 文庫
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どれもそれなりに良かったけど、ベストは「館という名の楽園で」かな。探偵小説が好きで、探偵小説に出るような「館」を作り上げてしまった男の青春回顧録とも言える内容で、使われてるトリックは一発ネタだけどしんみりとしたラストがいい感じです。
どの作品も、長編でも使えるようなネタを中篇で使ってる感じで、総じてクオリティの高い作品集でした。