上月雨音「SHI-NO」

僕のボロアパートに毎日ごはんを食べにやってくる支倉志乃ちゃん。昔住んでた家が近所で、彼女が生まれたときからの付き合いだったりする。だけど、志乃ちゃんの考えることは僕にはわからない。志乃ちゃんは、猟奇的な事件や怪事件に異様に興味をしめすんだ。
えーと、難しいテーマをやるにはいろいろ足りないような気がします。この手の問答を薄めてロリを足してライトノベルの体裁にしたのは発明かもしれないけど、“この手の問答”だけを売りにする(一般)小説と比べたら粗ばかり目立っちゃいます。
三大ロリの中ではその方面の描写が最もおとなしい作品でした。