2007年の5冊(漫画)

例によって、今年一冊目が出た作品の中から順位をつけて5冊いきます。
第五位:タカハシマコ「乙女ケーキ」
自己愛と自己嫌悪が、あるいは偽善と思いやりが、アンビバレントに同居した少女の内面を書いてきたタカハシマコの、そういう系統の話をまとめた短編集。非エロ漫画ですw
第四位:水上悟志「サイコスタッフ」
短編集が続いてしまった。単行本一巻という尺度で、これ以上ないくらいきれいにまとまった作品です。テーマの見せ方、物語の構成、キャラクターの配置に無駄がなく飽きることなく楽しめます。微妙に青臭い主張も俺の心の中に病的な部分を捉えて離しませんw
第三位:岩原裕二「学園創世猫天」
女の子のかわいさで押す伝記ものだと思ったら、ネコのかわいさで押す学園アクションでしたw 真っ当に面白い作品なので、ここにある漫画の中で一番人に薦めやすいお。オヌヌメ。
第二位:たなかのかタビと道づれ
二巻で魂を揺さぶられました。ぶれぶれぶれぶれ。この作品、きれいにまとまったら相当な傑作になるんじゃないかな。
第一位:東雲太郎キミキス
このクオリティはちょっとレベルが違ったわw パラレルワールドネタを導入して、一巻につき一人に絞ったことが一番の発明だとは思うけど、キス描写がえちぃのが一番の魅力だよねw


小説はあした。