支倉凍砂「狼と香辛料」

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

街から街へ旅をする行商人・ロレンスの馬車に勝手に乗り込んで寝ていた娘は言った。「わっちは賢狼ホロ。この耳と尻尾を見て分かるとおり、気高き狼じゃ」ホロと共に旅をすることになったロレンスの元に、ぁゃιぃ儲け話が舞い込んできて・・・
経験と知恵を武器に、駆け引きを繰り返す商売という名のコンゲームを中世ヨーロッパ風のファンタジー世界に持ち込むというのは物凄い発明だと思います。魅力的なキャラクタと旅、商売とマネーゲーム、そして世界観を物凄くしっかり書けてるのが好印象でした。
狼耳に惹かれるところはないけど、ふさふさの尻尾は是非とももふもふしたいですね(*゚∀゚)=3