米澤穂信「愚者のエンドロール」

愚者のエンドロール (角川文庫)

愚者のエンドロール (角川文庫)

やはり買ったのは角川文庫版なのですが、どっち買うか物凄く迷ったとだけは言っておきます。
氷菓」の続編。文集「氷菓」も順調に仕上がりつつある夏休み後半、千反田えるの申し出で古典部部員は他所のクラスの製作した映画を見ることになった。その自主制作ミステリー映画は、脚本家が病に倒れたことで解決偏を前に中途半端に終わっていた。わたし、気になります千反田の一声で奉太郎ほか古典部員は映画の結末を推理することに。
おそらく読んでたら誰もが感じるであろうwhy?については、内容と深く関わってたのでここで書けないのが辛いところである。とはいえ、心の中でツッコミを入れるだけでだけで意味があるなんて思ってなかったから、単純に関心はしました。のでミステリとしてもかなり面白いといえるでしょう。他の作品と同様、青春小説としてみた場合の出来も素晴らしいです。
そんなことはどうでもよくて、この作品の評価は萌えミステリとしてみたときに一番高まるのかなぁ、とか思いました。つまり千反田えるが物凄く萌える(*´Д`*)のです!いつもより強調してるような気がしますが、それだけ俺の萌えのツボ*1に入ったのでしょう( ̄ー ̄)。
ストーリーとは全く関係ないところで、うぃすきーぼんぼんで酔っ払う千反田に萌え萌えw

*1:自分でもあんまり把握してないですw