片山まさゆき「打姫オバカミーコ」1巻

方チン新刊。ツカンポを名乗る以上、方チンは全肯定だあよ。
タイトルを取るも嫁さんに愛想をつかされプロを辞めようとした波溜(なみだめ)は場末の雀荘でビジュアルで合格した初心者女子プロ・丘葉美唯子(おかばみいこ)と出会う。ミーコを弟子にした波溜は、ミーコと共に最下層から再び麻雀界の頂点を目指す。
マニアックな闘牌シーン中心だった前作「牌賊!オカルティ」と違い、対象を初中級者向けに絞って現代スピード麻雀や牌効率の基本をレクチャーするという作品になるのでしょう。あとがきで「初心者に自信を持って薦めれる戦術書がない。ならば俺が書く」とか言ってるだけあって、波溜の教えは基本的なことながら非常にシンプルに説明されていて好感がもてます。
本音を言うと、打てるキャラ4人の手と読みが有機的に交錯しあうような闘牌シーンの方が好きなのですが、これはこれでつまらないわけでもなく普通に面白くなりそうですね。後半になってキャラが立ってきてからはミーコにも萌えるしw