ちょっと遅い冬休みを取って日本に帰ってました。次の帰国は秋くらいかな。
今回の帰国でテントや寝袋といったキャンプ用具を買ってきたのですが、今週末は土曜夜が雨予報だったので昼間のピクニックだけしてきました。マウンテンバイクで森の中を走って、いい感じの湖畔でガスバーナーを出してインスタントラーメンを食べる。氷点下の自然の中で食べるインスタントラーメンのおいしさはやばいですね。これははまりそう。
キャンプはもう少し暖かくなってからやろうかな・・・。

先週末は3週間ぶりくらいに、よく晴れた週末でした。せっかくなので、ヨーテボリ周辺の森をマウンテンバイクで爆走してきました。土曜は-4℃で日曜は-2℃というくそ寒い天候だけど、よく晴れた明るい太陽の下でサイクリングするのはめちゃくちゃ楽しかったです。泥も凍ってるから服も汚れないよ。やったね!
ちなみに、こんな晴れた週末は文字通り3週間ぶりで、クリスマス休暇と年末年始はずっと雨でした。文字通り毎日が雨でした。そして引きこもってました(-_-)。そりゃあみんな鬱になるよ。
雨さえ降ってなければヨーテボリは楽しい場所なんですよね。自然が近くにたくさんあるし。

伊坂幸太郎「死神の浮力」

僕たちの娘の人生を終わらせた男に無罪判決が出た。でも私たちは知っている。あの良心のない男が犯人だということを。玄関の向こうでコメントを求める記者たち粘る中、自転車に乗った男がやってきてインターフォンを押した。激しい雨の音がする中、男の声だけが落ち着き払っていた。「千葉と言うんだが」男の返事が聞こえた。
「死神の精度」の続編です。フィクションに登場するあらゆる死神の中で、一番ひいきにしている千葉の長編です。死を判定する対象から距離を置きながら、常にどこかずれた受け答えをしつつ、クールに仕事をこなす千葉さん。今回の対象は、悪の象徴のようなサイコパスに娘を殺され、そして復讐を誓う山野辺。調査のために同行する千葉は山野辺に復讐に巻き込まれていく・・・という話なのですが、山野辺サイドが基本的に防御一辺倒なので序盤はハラハラします。しかし、千葉は本当にいいキャラですね。緊迫した場面のどこかずれた受け答えが素晴らしいです。
伊坂幸太郎作品で一番キャラが立ってるので、伊坂幸太郎でアニメ化するならこれだろなんて思います。

あけましておめでとうございます。こちらは雨の降りしきるヨーテボリで引きこもっています。晴れたらマウンテンバイクで走ろうと思ってたけど、見事にクリスマスから正月までずっと雨でした。もういや。来年は絶対に旅行する。
今年の目標はヨーテボリの生活を楽しむことです。具体的には自転車ロングライドと欧州旅行を楽しもうと思います。いい年になるといいな。

タカハシマコ「脳内アリス」

死とメルヘンだそうです。タカハシマコの漫画は感覚優先で描写不足だから、頑張って読まないと???となってしまいます。よく読むと謎は解決して伏線も回収されてるのですが、よく読まないとさっぱりわからないですね。儚さと美しさと不穏な空気が充満した雰囲気だけでも楽しいけどね。
どうでもいいけど、作中にロリコン画家の小鳥遊窓という、わかりやすすぎるタカハシマコの分身が登場しててなかなか楽しいです。

やっとスウェーデンの銀行口座にスウェーデンクローネのお金が振り込まれましたよ。わーい。
ということで、さっそく通勤用と森を探索する用のマウンテンバイクを買ってきました。ロードは春までに買えればいいな。ちなみにBergamont というドイツのメーカーです。TrekのMarlinを買おうと思ったら、こっちのほうがコスパいいよとお勧めされたやつで、実際にTrekより同価格帯ならいい部品を使っているようです。タイヤサイズは27.5インチです。
ヨーテボリの周りにはいい感じの森と湖とトレイルがあるから、これで走り回るぞ。

やっぱり朝起きて外が真っ暗だと陰鬱な気分になりますね。これから2か月くらいが一番つらい時期だろうな。日の出が9時くらい、昼間でも薄暗く、3時には暗くなり始める。雨でも降ろうものなら一日中夜って感じです。夜型だから今のところ割と平気ですが、休日の過ごし方に支障が出ますね。せっかくきれいな森や湖が近くにあるのに、寒いしすぐ暗くなるからソロピクニックも満足に楽しめない・・・。
あとやっぱり銀行口座がスウェーデンになくて、買い物も満足に楽しめないというのが一番大きい気がします。12月の給料が出たら、通勤と近所の森で遊ぶ用の安いマウンテンバイクでも買おう。