柳広司「ダブル・ジョーカー」

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム」の続編です。5編収録の短編集で、お話としては前作とほとんど一緒です。結城中佐のもとで世界各地で暗躍するD機関のスパイたちが主人公です。没個性で目立たないスパイたちの中で、結城中佐だけがやたらとキャラが立ってるのも相変わらずです。
このレベルの話なら量産できそうですね。この設定で長編を読んでみたいところだけど・・・。