相田裕「1518」1,2巻

学校行事と部活動が盛んな松武高校に入学した丸山幸は、中学の先輩に頼まれた生徒会に入ることにした。幸はそこで、3年間に野球場で輝いていた、そして今はけがで野球をやめた烏谷公志郎と出会う。野球に挫折しかつての輝きを失った烏谷は、烏谷に他の楽しみを見つけてもらおうと考える幸と会長に説得されて、生徒会に入ることにした。
ド直球の学園青春ものです。テーマは挫折からの再始動でしょうか。けがで野球をやめた烏谷、その烏谷に打たれまくって引導を渡された会長、そして熱中できるものも挫折も知らない幸が、生徒会の仕事を通してやりがいや充実感を見つけていく話になるんでしょう。生徒会長を筆頭に、明るい人が多いからごまかされそうだけど、相当に湿っぽい話ですね。
どうでもいいけど、仕事を通して充実感とかやりがいとか書くと、一気にブラック企業ぽくなります。