貴志祐介「雀蜂」

雀蜂 (角川ホラー文庫)

雀蜂 (角川ホラー文庫)

あれ?kindle版が見つからない?
吹雪の山荘で一人目覚めたら、スズメバチが部屋に入りこんでいた。なんということだ。次に刺されたら命が危ないと医者に警告されたのに。なんとかしてハチから逃げなくては、という対動物のパニックものになります。短いのでサクッと読めました。
中盤までの緊張感はなかなかのものがあったけど、スキーウェアを装備して刺される可能性がなくなったあたりからはちょっと微妙かな。最後の仕掛けも余計だったような。貴志祐介にしては珍しく微妙な作品でした。