大塚志郎「びわっこ自転車旅行記」

びわっこ自転車旅行記

びわっこ自転車旅行記

デスクワークで体重や体脂肪率がやばいことになった三姉妹は、夏休みを利用して東京から琵琶湖のほとりにある実家まで自転車で帰ることにした。琵琶っ子たちによる真夏の超長距離自転車旅行が始まった。吹き抜ける風、流れる汗、清々しい太陽・・・と思えたのは最初の数時間のみ。日焼けは火傷に近くなり、手の豆はつぶれ、サドルとすれる尻の皮はやぶれ、意識は熱中症で朦朧とする。三人の阿鼻叫k・・・前途多難なたびはどうなる?というお話です。
自転車旅行の苦労がひたすら綴られてます。なんだろう。おいらはこういう旅をやったことあるから、トラブルの一つ一つも思い出になるし疲労も日焼けも怪我も勲章みたいに思えるけど。こういうことやったことない自転車旅未体験者はドン引きでしょうw だってこの人たち、苦労しかしてないから。自転車旅の素晴らしさみたいのが書けてないから。なんかいろいろと惜しい感じです。もうちょっと達成感や充実感にフォーカスして、自転車旅をやった事のない人に素晴らしさを伝える感じにしてもいいのに。でもこいつらの旅、楽しそうだな・・・。
これを読んで楽しそうって感じたらいろいろ手遅れなので、さっさと自転車で旅に出たほうがいいと思いますw
次女がかわええです。