結城浩「数学ガール フェルマーの最終定理」

ミステリアスなミルカさんと元気娘のテトラちゃんにいとこのユーリが加わりました。数学談義小説(?)の二作目です。ユーリとテトラちゃんは若干キャラがかぶってます。今回は原始ピタゴラス数から始まってフェルマーの最終定理まで扱っています。しかし、小説カテゴリでいいんだろうか・・・。
整数論は専門じゃないから、群は多少わかるけど体と環はさわりくらいしか知らないんだよね。でも証明も論理も追えるし、別に困ることはなかったです。でもやっぱり離散より連続が好きだし、解析系のほうが好きかな。
"僕"の証明は先回りでわかるけど、ミルカさんの別解はエレガントすぎて「ふぁ?」てなりますw