タアモ「たいようのいえ」1〜9巻

セールで一巻を読んでみたら面白かったので、講談社の漫画セールをやってる間に既刊を全部読んじゃいました。
幼い頃に両親を亡くし、離れて住む弟と妹と一緒に住むことを夢見る社会人二年目の基。両親の不仲や再婚を通して家に居場所がない幼馴染の女子高生・真魚が、年の離れた幼馴染である基の住む中村家に厄介になるところからスタートする擬似家族ものです。
今現在シェアハウスみたいな生活してる身としてはこの設定にはなんら惹かれるものはないのですが*1、この作品で大事なのはそんな瑣末なことじゃないんです!基に恋心を抱いてる真魚ちゃんが、ちょっとしたことで赤くなって恥ずかしがる真魚ちゃんが可愛すぎるのです。そして、真魚と基のほかは誰もが、報われない片思いをしていて、トロがいうところの胸きゅんですw これはいい少女漫画だ。
9巻で一通りの脇役は片付いて、いよいよラスボスといった状況です。続きも読もう。

*1:誰と住もうと自分の部屋に引きこもるだけだし