森見登美彦「四畳半王国見聞録」

四畳半王国見聞録

四畳半王国見聞録

阿呆な大学生が、桃色の妄想と男汁を撒き散らしながらうだうだする。楽しそうに青春を浪費し、妄想が高じて阿呆神を呼び出してみるも、結局よくわからないままうだうだする。まあいつもの森見登美彦でした。
というわけで良くも悪くも安定したクオリティなのですが、サプライズは特になかったです。さらっと読めて楽しい短編集でした。