森見登美彦「宵山万華鏡」

宵山万華鏡 (集英社文庫)

宵山万華鏡 (集英社文庫)

宵山祇園祭を舞台にした、ホラーよりの幻想小説からダメ学生小説まで集めた幅広い短編集になっています。作中の話は少しずつリンクしています。
どこかで異世界とリンクしているような、祭りそのものの恐ろしさと楽しさを味わえる作品で、祇園祭の前に読んでから出かけてみると面白いかもしれません。
ところで「偏屈王」ってどこかで聞いたことある気がするけど、どこだっけ?