村上かつら「Hatch」1巻
- 作者: 村上かつら
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: コミック
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28歳にして男性と一度も付き合ったことのない主人公・宮下のえみは、生涯独身のまま逝った叔母の葬式で衝撃を受けた。異常な男嫌いで、わたしから男を必死で遠ざけてた母親が、こともあろうにわたしにいい人がいないか聞いてきたのだ。そんなこと、一緒に暮らしてたらわかるだろうに。それでも、わたしは、誰でもいいから一秒でも早く結婚したくいって、思ってしまった。
重いよ!このひりつくような焦燥感はなんでせう? 現代の日本に生きる20代後半の女性にとって、結婚ってここまで大事なのか。別にしてもしなくてもいいことの一つだと思うんだけど・・・。まあいいや。重苦しい感じが大変いいので、今後もぜひこの路線で続けてもらいたいですね。
「おひとり様物語」「彼女の一人暮らし」あたりと比較すると面白い考察ができそうです。やらないけど。あと喪女だけど彼氏ができちゃって、初々しくうろたえたりする話がよけりゃ「ひとりみ葉月さん」でも読んどけ。ちなみに俺自身の立ち位置は葉月さんに近いです。
それはそれとして、28にもなって非モテを親のせいにしてる主人公はかなりダメだと思います。家を出ろよ。子供じゃないんだからさ・・・。