万城目学「プリンセス・トヨトミ」

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)

三権分立から独立した機関である会計検査院の調査官たちは、大阪を訪れ国からの資金の使用状況を調査していた。調査が佳境に差し掛かり、大阪の地下に収められた秘密に触れたとき、200万の男たちが立ち上がり大阪は全停止した。
限りなく現実に近い架空の大阪を舞台にした架空歴史ものでした。個人的にはもうちょっとファンタジー色が強いほうが好みかな。
後半の怒涛の展開は面白かったです。