あほらし。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100518-00000600-san-soci
そもそも給食費滞納ってそんなに大きな問題なの?まずこの22億って数字がどの程度なのってところから調べないとダメでしょ。ということで軽くググったらベネッセの調査にぶちあたりました。
http://rel006.ebasis.net/blog/20071122/p78.html

児童生徒数は小中学校合わせて98,993人。これは対象となる全児童生徒の1.0%にあたります。

たったの1.0%?少なっ!一世帯あたりの平均出生数が2くらいなのを考慮して、未納家庭の割合で見ると0.5%ですか。ものすごく簡単なモデルにすると、生徒が200人の学校があると給食費未納が二人いてしかもそれが兄弟である、って感じか。俺の目には無視してもいい瑣末な値にしか見えないです。パチンコするために子どもを蒸し焼きにする親だっているんだから、給食費より自分のタバコ代を優先する親だってこれくらい当然いるでしょ。
この程度の割合のために文科省が収入状況を調査したり、対象の子どもが給食費払ってるか調べたりするコストの方がはるかに高くつくから、誤差と割り切って全体に配ったほうがはるかに効率いいよ。
一番いいのは、給食費をただにして子ども手当てを4000円*1減額することだけど。とりっぱぐれもないし、未納問題も一発で解決するけど、管轄官庁*2が違うから効率優先の手法がとられることは絶対にないでしょう。
くだらないことで騒いで子ども手当て自体をつぶしたいのかくだらない仕事を増やしたいのか知らないけど、もちろん文科省も政治家もそんなことわかってやってるんだろうけど、報道する人たちはもうちょっと本質を見るべきなんじゃないかな。

*1:給食費ってそれくらいらしいです

*2:文科省厚労省