歌野晶午「女王様と私」

デブロリオタニートと数え役満くらい簡単に出せそうなスペックの数馬が、FRPでできた妹と繰り出した街で女王様と出会い・・・。ストーリーのアウトラインはこんな感じなのですが、これ以上の説明は即ネタバレになるという状況だったりします。
えーと、非常にきわどい作品だと思います。「葉桜の季節に君を想うということ」みたいな本格路線とは一線を画す作品であることは間違いないです。物語として成立するかどうかのギリギリラインにある作品で、というかそのラインを簡単に飛び越える終盤の超展開は一見の価値ありです。
ホームベースで球が真上に上るような超絶な変化球なので、普通の作品を期待して読むと怒り出すかもしれないけどw