桐原いづみ「ひとひら」7巻

ひとひら 7 (アクションコミックス)

ひとひら 7 (アクションコミックス)

完結。
内気な女の子が演劇を通して少しずつ強くなっていく様をものすごく丁寧に書いた作品で、作画も作劇も良かったけど、それ以上に演出が上手かったんじゃないかな。麦の一喜一憂と、確かに踏み出した一歩が心を捉えました。そこいらの「女の子が部活する話」とは一線を画す、小さな挑戦と成長、後から思い返すと輝かしい日々が描かれた物語。
素晴らしい作品でした。