万城目学「鴨川ホルモー」

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

きっとみなさんは、「ホルモー」なる言葉をご存じないと思う。ホルモーとは、何百年もの伝統を持つ一つの競技なのだ。大学に入ってひと月が経ったばかりの俺と高村は、京大青龍会なる怪しいサークルに勧誘され、巧妙に張り巡らされたわなにはまり、ホルモーの世界に足を突っ込んでしまった。
京都を舞台にホルモーなる怪しい競技を通した青春小説で、バカバカしいイベントからクライマックスのバトルまでなかなか楽しく読めました。この設定だとやはり比較してしまいますが、森見登見彦氏の小説ほど屈折してないような気がします。だから映画化されるのかw
京大は変態ばっかりですねっ!