森橋ビンゴ「ナナオ・チートイツ」

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

まさかの麻雀ラノベ
子供のころから親父と組んで代打ちをしていた俺は、大きな賭場で親父にはめられてやくざに買われる身となった。やくざの慰み者になり、運も尽き果てた俺の前に、十三不倒なる組織が行う麻雀大会に出場するチャンスがめぐってきた。いろいろあって、同級生の萩原と組んで麻雀大会に出場することになった。みたいな感じ。ストーリーを説明することにあまり意味を感じませんw
ライトノベル東みたいな牌フォントが拝めるとは。でもストーリー的にも闘牌にも目を見張るところは特になかったかな。特に豪運とか言い出したり役満が連発する闘牌シーンは、マガジンならアリでも近代麻雀ではナシなレベルだと思います*1
もっと緻密に、マクロでは確率と統計で、ミクロでは押し引きと読み合いで読ませる作品の方が好きですね。ほら、俺、ツカンポだしw
どうでもいいけど、一番盛り上がる最後の戦いのそれもオーラスで主人公が少牌してるのはちょっと面白かったです。高度なギャグかと思ったw

*1:この小説を読んで、なおかつ近代麻雀を熱心に読む読者は多くははいでしょう。でも俺はたとえライトノベルだとしてもこんな低レベルな闘牌は評価できませn。