野村美月「“文学少女”と恋する挿話集1」

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

短編集です。
最初の二つが普通のラノベの典型みたいな話で、遠子先輩みたいに表現すると「キャラクタが暴れるだけで合成甘味料と化学調味料のケミカルな味しかしないジャンクフード」としか言えないできで、どうなることかと思った。
美羽と麻紀の話は面白かったですよ。やっぱり、これくらいシリアスで、登場人物の心の奥をえぐるような、刃物を突き刺すような内面描写がないと“文学少女”のフォーマットでやる意味はないと思うよ。
心葉くんは絶対に“受”よ。そっちのほうが体の負担が大きいのよ。裂けちゃって大変なのよ
アッー!