大石まさる「みずいろ」

みずいろパーフェクト (ヤングキングコミックスデラックス)

みずいろパーフェクト (ヤングキングコミックスデラックス)

みんなが進路のことを考えて、そわそわしだす高校三年の夏休み。加藤は東京からこの田舎町に転向してきた川上清美のことが気になって仕方がなかった。彼女だけが、夏を、山と川を楽しんでいるような気がするのだ。みたいな話。
「夏」という一言に尽きる作品でした。それも田舎の夏休み。きれいな川があって、可愛い女の子がいて、木々の間をさわやかな風が吹き抜け、夕立のにおいに包まれて濡れながら家に帰る。川えびと沢蟹を捕まえてから揚げにしてビールを飲むw そんな田舎の、たぶんもうどこにもない夏休みを描いた作品なのでした。
こういうの読むと、毎日モニタに向かって仕事するのがいやになるねw