格闘技サークルの学生と横浜で飲んでました。みんな驚くほどに変わりがなかったよw
考えてみれば確かに、去年までの俺は、夏休みなんてボーっとしてるうちに終わってたよなぁ。
はたから見ると、生産性も、社会にコミットする力も、実弾(金)もなくて、そのくせ理屈だけは立派で、理想とは違いすぎる現実に、何も出来ない自分に常にイライラしてて・・・。グダグダで、エネルギーだけはあまってて、余計なことを考えまくった毎日でした。でもそれは絶対に無駄じゃないし、今の俺を形作る掛買いのない日々でした。絶対に戻りたくはないですがw
あの無駄にいろいろ考えた時代がなかったら、たとえば学部卒ですぐに就職してたら、きっとまわりのみんなと同じような就職活動をしてました。みんなと同じような会社に入って、仕事はつまらないけど安定してるし転職も出来ないからしょうがないよな、みたいな道を選んでました。自分のプロフェッショナルキャリアを、自分の才覚と(これから手に入れる予定の)知識と経験を頼りに、自分でリスクを取って選んでいく、自分の人生に自分で責任を持つ。そういう生き方は選択肢にも上りませんでした。無駄に見えた学生時代も、そういう生き方を知り、そして選ぶ覚悟を決めるまでの時間だったのだと、今では思います。
働くということ、公平な市場で勝負をすること、自分の仕事を顧客に感謝されて仲間に認められることは、学生が考えてるより遥かに面白いことだよ、と主張して今日は筆をおきます。