萩原麻里「暗く、深い、夜の泉」

暗く、深い、夜の泉 (一迅社文庫 は 1-2)

暗く、深い、夜の泉 (一迅社文庫 は 1-2)

朝から続く霧雨が降りしきる中、左記子は私立八津柱学園にやってきた。全寮制で、外部との電話すら禁止される隔離された学園には、不思議な校則があった。「学園内に蔓延するやっつめの怪談の噂話を禁ずる」左記子は件の怪談に興味を持って調べ始めて・・・みたいな感じ。
ありがちで陳腐な話だと思って読んでたから、完全にだまされました。ありえないくらいのミスリーディングにひっかかってたので内容を客観評価はできません。まさかそういう方向に行くとは・・・。読み方を完全に間違ってたよww
でも少女小説としての質は、友桐夏の作品のほうが上じゃないかな。この作品、雰囲気作りはもうちょっとがんばれたんじゃないかな。
そもそも少女小説自体そんなに触れてないけどね。