はやみねかおる「踊る夜光怪人」

夜光怪人のうわさを聞いたわたしたちは、調査のために夜の桜林公園に来てお菓子を食べていた。そろそろ帰ろうかと思ったとき、件の夜光怪人がわたしたちの前を通り過ぎ、闇の中へ消えていった。わたしの話を聞いたレーチはなぞを解こうと張り切り、教授はいつものようにめんどくさそうにしていた。みたいな。
すぐ読めた。
ライト級だけど、なかなか楽しかった。これまでの作品で一番楽しめたかも。たぶん、昔の人が残した暗号を解くのがメインだったから、これまでで一番気になってた「そのトリックを使う理由がない」というのを感じなかったからでしょう。
登場する大人が主人公を含めて子供たちを暖かく見守る人たちばかりだから、安心して見れます。