野村美月「“文学少女”と神に望む作家(上)」

遠子先輩の受験も近づいた二月。琴吹さんとキャッキャウフフする僕の前に現れた遠子先輩は、なぜだかとても儚げな気がして。このまま消えてしまいそうな遠子先輩のことが気になっていると、みんなが僕に小説を書くようにせまってきて・・・みたいな。正直、ストーリーを説明することにあまり意味を感じません。
卒業編と題した、遠子先輩に焦点を当てた“文学少女”最新刊。
えーと、今一番重いライトノベルは「シュピーゲル」か「円環少女」だけど、一番ドロドロしたライトノベルは間違いなく「文学少女」だよね。詳しい感想は下巻を読むまでおいとくけど、どいつもこいつも裏がありそうで、単純な推理をさせてくれません。つか、ミステリ読みの癖かもしれないけど、気づいたら叙述トリックまで疑ってましたw