西澤保彦「謎亭論処」

謎亭論処―匠千暁の事件簿 (祥伝社文庫 に 5-3)

謎亭論処―匠千暁の事件簿 (祥伝社文庫 に 5-3)

短編集です。
いつものようにタックやボアン先輩が飲みながら、酒の肴代わりに奇妙な事件の真相とかかわった人の隠された悪意を勝手に妄想(推理)する作品ばかりで、まいどのことながら後味悪い短編ばかり集まってます。まあそれが楽しいんだけど、(読後感悪すぎて)読んでるこっちも酒飲まなきゃやってらんねぇっすww
「盗まれる答案用紙の問題」「呼び出される婚約者の問題」の二つが特に気に入りました。この後味の悪さは癖になるよねww