長谷敏司「円環少女6 太陽がくだけるとき」
円環少女(サークリットガール)〈6〉太陽がくだけるとき (角川スニーカー文庫)
- 作者: 長谷敏司,深遊
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 文庫
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凄ぇぇぇええ!
3冊にわたった地下都市編がこれで終わるわけですが、これは素晴らしいですね。そこらじゅうに見せ場があって、ジェットコースターのような怒涛の展開が最初から最後まで続いてます。
単純な善悪を作らないという長谷敏司の作劇もいい方向に作用しています。仁と<鬼火>にしても、リュリュとエレオノールにしても、地下都市住人と<公館>にしても、どっちかが悪いというわけじゃなくて、状況と利害と信念が違うだけなのでどちらにも感情移入できるんですよ。特に神聖騎士団の話で顕著かな。この作品の人々はすれ違ってばかりですw
あ、この巻ではロリ分は控えめでしたwww