水上悟志「サイコスタッフ」

サイコスタッフ (まんがタイムKRコミックス)

受験を前にした追い込みの12月、おれは人生初のラブレターを貰った。指定された場所にいたなかなか可愛い女の子は、おれを超能力者として宇宙戦争に参戦するように、なんて言いだした。冗談じゃない。確かに超能力は使えるけど、おれは普通に受験して大学に行くんだ！みたいな感じ。そこいらの物語とは一線を画す、本気で迷惑がる主人公がポイントｗ
（・∀・）ｲｲ!
青臭い主張を確信犯的な陳腐な設定やシリアスとコメディの狭間にうまくこめてます。それでいて、単行本1冊で過不足なく物語をまとめていて、この体裁でやると本当にうまいですね。あと、水上悟志の主張って妙に俺の（中二病的な）心を捉えるんですよｗ

他人にではなく自分に誇れるように生きたいんだ
それは生まれついての超能力にあぐらかいてちゃできないんだよ

既得権益にあぐらをかいてちゃ、もっとできないと思うお（；＾ω＾）