たなかのか「タビと道づれ」２巻

タビと道づれ(2) (BLADE COMICS)

たなかのかがこの間まで大学院生だったというあとがきが一番の驚きです。それとともに納得する部分もかなりあります。
この巻で触れてる「普通な自分に対する諦観」にしても「それでも特別でありたい」みたいな悩みにしても、本作はそういうのに悩んだ時代もあったなぁ、ではなくまさに今悩みながら書いてる感じなんですよ。で、あとがき読んで納得。大学院を辞めて専業作家になるうえで悩まないわけが無いよねｗ そして、ライトノベル周辺の青春小説にも似たような構造があるのですが、この書き方をされると今まさに悩んでる読者の心を揺さぶる作品になるんですよ。もう揺さぶられまくりですｗｗｗ ぶれぶれぶれぶれ
なのでこの作品にも、この作品を評価する自分にも客観的な評価は出来ませんｗ