葉山透「ファルティマの夜想曲 恋するカレン」

葉山透だから読んだ。イマイチかな。
港町ファルティマの酒場で働く高級娼婦・カレンの恋物語。一般向け(少年向け?)ライトノベルではめったに見られない娼婦の純愛ものですw ここまでガチな女性向け小説は初めて読むけど、そういうものとしてはクオリティ高いんですかね?俺には判断しかねます。
未処理の伏線が多々あったり、主要人物っぽく出てきたキャラがいてもいなくてもいいような希薄な存在感だったり、割りとシステマチックにストーリーを構成してる印象のある葉山透にしては珍しく散漫なストーリー展開が気になりました。