大西科学「ジョン平とぼくらの世界」

高校三年生の新学期。クラスメイトがかわいいと持ち上げる新入生に会いに行くのに同伴したら、なんとその新入生は三葉とそっくりだった。寧先生は様子を見たほうがいいと言うけど、鈴音が調べる気になっているのでぼくとジョン平もつきあうことにしたのだが・・・。
ということで、本作でこのシリーズは一旦〆になります。
やはりこのシリーズは重に尽きますね。「おまえは俺か?」と思わず突っ込みたくなる理系ネガティブ思考が非常に心地よく、物凄く感情移入して読んでました。持ち前の論理思考を生かして地味に活躍する後半もよかった。やってることがただの計算だから、理系じゃないと凄さがぜんぜんわからないだろうけどw
エネルギーを各種保存則からSI単位で計算できる魔法、というのもいい設定だと思います。かなり今更だけど。

どうも、正直言うとぼくはそういう話題には興味がない。女の子そのものに興味がないとい、と、もしかしたらそういうことかもしれなかったが、それ以前の問題として、仮にそういう子がいたとして、彼女とぼくの人生とはあまり関わってこないような気がするからだ。

おまえ(重)は十分がんばったよ・・・。そのうちいいことあるといいな・゚・(ノД`)・゚・