親に就職活動終了を報告する電話をしたらあんまりいい顔されなかったよ。それ自体は「俺の選んだ仕事にごちゃごちゃ言うんじゃねぇ」の一言で終了する話なのですが、もうちょっと説得してみてはみたいな意見も出たのでちょっとまとめてみます。



「もっとでかい会社にしたほうがいい」というのが一貫した親の主張です。で、理由がこんな感じ。

  1. でかい会社のほうが将来的に給料が上がる
  2. それはそれなりの貢献してれば成果に関係なく起こる
  3. だから仕事ができなくなっても面倒を見てもらえる

だいたいこんな感じだったかな。
えーと、正直どれも魅力に感じません(;・∀・)。だから話し合いは無駄だと思います。
この主張の真偽はさておき*1、でかい企業には責任と評価を分解する習慣がないというのに起因するんじゃないかな。で、責任をきちんと分解して評価に応じた報酬を払う会社のほうがいい、てのが俺の主張。
会社に養ってもらって給料が勝手に上がってくより自分の技術と実力を評価されて自分の力で上げるほうがいいし、その上がり方に差がついたほうがモチベーションにもなる。無能な人は排除して出来る人の給料を上げたほうが合理的だ。製造業なんかじゃ資本が大きいほど有利ってのはわからなくもないけど、知識労働では人が全てだとも思う、みたいな。
おそらく、勤めてる会社がでかいってのは(親にとっては)一種の既得権益なんだよね。だから、問題は既得権に対する考え方の違いになるんじゃないかな。
既得権益を当てにして長いものに巻かれて要領よく立ち回るやつって、物凄く嫌な感じじゃないですか。社保庁なんかを例に出すまでも無く、具体的な価値を生み出すわけじゃなく利権にしがみつくことしか頭に無いやつって、はっきり言って醜悪じゃないですか。俺はそんなやつにはなりたくないしなるつもりもさらさら無いから実力主義を謳う会社ばっかり受けてたんだよ(`・ω・´)。既得権よりも仕事にプライドを持ちたいし(`・ω・´)。ほら、俺子供キルドレだからw
・・・感情の問題になってしまうので説得は無駄だと思います。

*1:今は真でしょう。今後もそんな夢みたいな世界が続くとは思えませんが