桐原いづみ「ココノカの魔女」

ココノカの魔女 (アクションコミックス COMIC SEED!シリーズ)

ココノカの魔女 (アクションコミックス COMIC SEED!シリーズ)

薬草を取りに入った村はずれのココノカの森で出会った魔女は、わたしの同じ顔をした少女でした、みたいな話。典型的な日常系ファンタジーでした。
この手の悪意の全くない世界を割りと否定的に捉える俺ですが、桐原いづみのは不思議と心地よく感じるんですよね。これはどこに起因するのか・・・。たぶん、その世界(状況)に否定的な意見を持つキャラクター*1を入れることが作品世界の客観性をもたらして(ry 酒入ってるので頭使わなきゃ出来ない考察はやめときます。
むかしむかしあるところで、で始まる御伽噺として十分に水準以上の作品でした。

*1:本作だとリリララ、ひとひらだと甲斐