大西科学「ジョン平と去っていった猫」

個人的な趣味の実験をするために訪れた春休みの化学室に、見知らぬ女の子が立っていた。女の子は岡嶋三葉と名乗り、追われているから助けて欲しいと言い出した。ぼくとジョン平は保科さんや鈴音に相談して三葉をかくまう事にしたのだが、本当に三葉を追っているらしい男が現れて・・・
やっぱり、(・∀・)イイ! 地味だけど(・∀・)イイ!
魔法が苦手で体力的な面では役に立たないけど持ち前の論理的思考で活躍する重と、どんな場面でも緊張感のないジョン平のコンビが素晴らしすぎます。それなりにシリアスなお話なのに、主にジョン平のゆるさに起因するなごみ感覚もいい。学校の話じゃないから重のダメさの描写は少ないけど、ジョン平のダメ可愛ささえあればいい。みたいなw
伏線が増えて思ったよりも壮大な話になりそうだけど、続編でもゆるい雰囲気はなくさないで欲しいですね。