冲方丁「マルドッゥク・ヴェロシティ１」

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック市――ウェストリバー沿い。男と少女の銃撃戦――死に瀕した男＝ディムズディル・ボイルドは過去を追従する。失われたもの/失われなかったものと虚無への軌跡を。
えーと、ここからボイルドとウフコックが相棒だった頃、最初の０９メンバーとして活躍する話が書かれてます。「マルドゥック・スクランブル」の過去ですね。
体言止めと記号を多用する（/とか＝とか）文章には、最初は面食らったけどすぐに慣れました。してみると、ボイルドとやたらと初々しい(^_^;)ウフコック、その他の人間味溢れる０９メンバーの掛け合いも面白くてすらすら読めました。
映像が目に浮かぶような臨場感のあるアクションシーンも健在だし、続きが気になる引き方をしてたのですぐに２を読み始めることにします(｀･ω･´)。