恩田陸「ロミオとロミオは永遠に」

ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

近未来、汚染物質の除去のために地球に取り残された日本で成功するには、「大東京学園」を優秀な成績で卒業して卒業総代になる必要があった。入学試験を勝ち抜いたアキラとシゲルは、次第に大東京学園のシステムそのものを疑いだして・・・。
設定に物凄く凝った話なので、ストーリーだけを説明してもあまり意味がないような気がします。SF設定を用いた『大脱走』でした(微妙にネタバレ)。話が脱走うんぬんになる終盤は面白かったけど、序盤はだるかったです。
どうでもいいけど、恩田陸の小説って時々微妙にBLっぽいよねw